Skip to content
梅結び ume.jp
JP EN

コラム

白干し・しそ漬け・はちみつ漬け 梅干しの選び方

白干し・しそ漬け・調味漬けでは、味わいだけでなく塩分も大きく違います。食品成分表の数値や産地の情報をもとに、目的に合った梅干しの選び方を紹介します。

ひとくちに梅干しといっても、漬け方によって味も塩分もかなり違います。違いを知っておくと、ごはんのお供、お弁当、料理用と、目的に合った一品を選びやすくなります。

白干し梅:梅と塩だけの昔ながらの味

完熟梅を塩だけで漬けて干した、もっとも基本的な梅干しです。強い酸味と塩気がそのまま残り、保存性にすぐれています。文部科学省の「日本食品標準成分表」では、塩漬の梅干しの食塩相当量は可食部100gあたり18.2gです。

しそ漬け梅:赤じその色と香り

塩漬けの途中で赤じそを加えた梅干しです。梅酢に溶け出したしその色素で、実が鮮やかな紅色に染まります。しその香りが加わるので、おにぎりや刻んで和え物に使うと風味が引き立ちます。

調味漬け梅:はちみつ・かつおなど

塩漬けした梅をいったん塩抜きし、はちみつや砂糖、かつお節のだしなどを含む調味液に漬け直したものです。酸味と塩気がやわらぎ、梅干しが苦手な方でも食べやすい味わいになります。成分表では調味漬の食塩相当量は100gあたり7.6gと、塩漬のおよそ4割です。ただし商品によって差が大きいので、実際の数値はパッケージの表示で確かめましょう。

塩分の目安を知っておく

種を除いた実が1粒あたり10g程度だとすると、塩漬で約1.8g、調味漬で約0.8gの食塩をとることになります(成分表の数値からの概算です)。塩分が気になるときは、調味漬けや減塩タイプを選んだり、食べる前に水に浸けて塩抜きしたりする方法もあります。持病などで塩分を控えている方は、医師や管理栄養士に相談しましょう。

産地と品種にも注目

和歌山県は全国の梅の約6割を生産する一大産地で、そのうち約8割をみなべ町と田辺市が占めています。この地域で優良品種として選ばれた「南高梅」は、大粒で果肉が厚く、梅干しに向く品種として広く知られています。「紀州南高梅」といった表示は、産地と品種を知る手がかりになります。

選ぶときのチェックポイント

  • 食塩相当量:栄養成分表示で、100gあたりや1粒あたりの数値を確認する
  • 原材料:白干しなら「梅・塩」だけ。調味漬けは調味料の種類を見て好みで選ぶ
  • 産地・品種:産地名や南高梅などの品種名が書かれているか
  • 用途:料理に使うなら白干しやしそ漬け、そのまま食べるなら調味漬けも候補に
← 一覧へ戻る