For Ume Growers
梅の生産者の方へ
作柄の統計、病害虫、新しい品種、研究機関の資料を、公的な情報元へのリンクつきでまとめました。青梅の相場は毎日記録しています。
全国の作柄(令和7年産)
うめの栽培面積は1万3,100ha、結果樹面積は1万2,500ha、収穫量は7万3,900t、出荷量は6万5,700tでした(令和7年11月25日公表)。
収穫量の都道府県別の割合は、和歌山県58%、群馬県7%、福井県3%、山梨県・三重県が各2%で、この5県で全国の約7割を占めています。
ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)
植物防疫法に基づく緊急防除は平成22年2月20日に始まり、令和3年3月31日に終了しました。終了後も、苗木等の検査が続けられています。
農林水産省は、果実を介して核果類の果樹に自然感染したという報告はないこと、人には感染せず果実を食べても健康に影響はないことを示しています。
受粉樹のいらない新品種「麗和」「和郷」
農研機構が育成した2品種で、花粉が多く、自家結実して結実が良好なため、受粉樹がいりません。
果実は「麗和」が約38g、「和郷」が約34gで、「白加賀」「南高」に匹敵する大玉です。育成地での収穫盛期は「麗和」が6月22日、「和郷」が6月18日。梅干しと梅ジュースへの加工に向いています。
主な品種の自家結実性
南高・白加賀などは自家結実しにくく、受粉樹が必要です。品種ごとの判定は、品種図鑑の「育てる人へ」と、次の論文で確認できます。
研究機関の資料
和歌山県果樹試験場うめ研究所(みなべ町)は、ウメに特化した県の試験研究機関で、研究成果を公開しています。
農研機構からは、赤い果肉の品種「露茜」の栽培管理マニュアルや、ウメの生産・流通・加工の現状と育種目標をまとめた報告が公開されています。
青梅を扱うときの注意
青梅や未熟な梅の実・種には天然の有害物質(シアン化合物)が含まれるため、生のまま食べないよう農林水産省が呼びかけています。
内容は各情報元のページを確認した時点(2026年10月)のものです。最新の情報は情報元でご確認ください。