コラム
青い梅を黄色くする「追熟」のやり方:梅干し用の梅が青かったら
梅干しには黄色く熟した梅が向いています。買った梅がまだ青いときは、2〜3日「追熟」させれば漬けごろになります。やり方と注意点を、産地・紀州田辺の情報をもとにまとめました。
梅干しには、黄色く熟した梅が向いています。紀州田辺うめ振興協議会によると、青い梅のまま漬けると皮や実が硬くなり、梅酢も上がりにくくなって失敗の原因になります。買った梅がまだ青いときは、追熟(収穫後に熟させること)をしてから漬けましょう。
追熟のやり方
- 日陰で新聞紙などにくるんでおくか、段ボール箱に入っている場合はふたを開けたままにしておきます。
- 2〜3日で黄色くなります。
- 追熟させるときは、水に浸けないでください。
熟し具合がばらばらなときは、熟したものから先に漬け、足りないものは2〜3日追熟してから追加で漬ける(追加分の塩も足す)とよいそうです。
追熟できない梅もある
あまりに若い(青い)実は、追熟しても黄色くなりません。そうした梅は、梅酒や梅シロップに使います。梅酒・梅シロップは、南高梅なら青い梅でも熟した梅でも作れます。
茶色くなってきたら
追熟中に梅が茶色くなるのは、実に小さな傷があったか、追熟させすぎたことが原因と考えられます。カビが生えていなければ漬けられるので、すぐに塩漬けします。干すと茶色は目立たなくなるそうです。ただし、茶色くなりすぎて腐ったにおいがするものは捨ててください。
アク抜きは必要?
黄色く熟した梅なら、アク抜きは必要なく、水洗いで十分です。長く水に浸けると変色することがあります。
※ 青梅は生で食べないでください(農林水産省)。